看護師

糖尿病の原因はカロリーではない┃糖質を控えるべき

ガンやアレルギーの治療に

病室

昔から行われて来た治療

免疫療法とは、人間が誰しも持っている体内に侵入した異物を排除する能力である免疫力を高めることによって治療を行う方法です。日本では、伝統工芸である漆塗りの職人たちが漆アレルギーを起きにくくするために、少量の漆を摂取するなどし、その経験から慣習としておこなっていました。これは現在のアレルゲン免疫療法と同じ方法で、アレルゲン免疫療法では希釈したアレルゲンを皮下などに投与、あるいは経口摂取し、少しずつアレルゲンを免疫寛容へと導きます。アレルゲンに対する反応は、必ずアレルギー反応として現れない摂取量が存在します。その摂取量内の極少量のアレルゲンを投与することで限界量がほんの少しずつ増えます。増えた分摂取するアレルゲンを増やし、段階的に進めていくと最終的にアレルギー反応が出にくくなるのです。

持続力のあるがん治療法

免疫療法の中でも今大変注目を浴びているのがガン免疫療法です。アレルギー免疫療法が免疫力の過剰反応を抑えるものとすれば、こちらは免疫力を大きく高める療法です。実は、がん細胞は日常的に誰でも作られているものなのです。しかし、がん化した細胞は、ナチュラルキラー細胞を代表とする免疫システムによって作られた細胞群によって攻撃され排除されているのです。この細胞群の攻撃力から逃れ、がん細胞の増殖能力が勝ってしまうと所謂がんの状態になります。この免疫細胞群の力を底上げしてやれば、がんへの攻撃力が上がり、治療を行えるというのがガン免疫療法です。これら特徴から即効性はありませんが、長時間持続する治療法であり、体力があって、免疫の働きも落ちていない状態の患者さんであれば、高い治療効果があります。